ジャンプで大人気連載中 ニッチ系漫画「ワールドトリガー」を本気でオススメしたい
「ガルパンはいいぞ」
ガルパンおじさんはなんて汎用性の高い名言を残したものだろうか
私が3年前からはまっている少年マンガ「ワールドトリガー」(通称ワートリ/WT)について微力ながら全力でオススメしていきたい。
実をいうと、すでに熱く語っているすばらしい先達がいらっしゃる
こちら↓を参考にしてもらえば、私が語ることはほとんどない
とはいえ、このワートリという作品の静かで圧倒的な熱量を少しでも感じてほしいので、ここではワートリのニッチな「ここがすごい!」ところを自慢したい。
作品としては、SFのカテゴリに入るのだが、この漫画の最大のポイントは
群像劇 としてのキャラの完成度・作りこみ度が尋常ではない点にある。
作者(葦原大介 - Wikipedia)の頭はどうなっているんだ
作品にでてくるネームドキャラの数が100人くらいいるため、一人ひとりのセリフや登場数はごく限られている。にも関わらず、すべてのキャラが“地に足ついている”のだから驚きである。
ワールドトリガーは月曜日の朝にトレンド入りする世にも奇妙なジャンルで、つい最近(16/7/11)新キャラが8人も登場した回が月曜日のトレンドに入ったことは記憶に新しい。
そして、火曜日くらいにはこのキャラならこういう性格でこう言うだろう……というファンの認識が、広く共有されているわけでもないのに、ほとんど定着しているのがまたおもしろい。
キャラのつくりこみ度合いは、コミックスを読んだことがある人なら身に覚えがあるのではないか。コミックスでは漫画では描かれていない、彼らの歩んできた人生を読者に教えてくれる工夫が髄所に散りばめられている。
更にはデータブック史上圧倒的完成度と誉れ高い
オフィシャルデータブック BORDER BRIEFING FILE
こちらも、情報量が多すぎて語りきれないので、レビュー欄を参考にしていただけるとありがたい。(☆5ってすごいな!?)ちなみにあまりに売れ行きがよかったため、電子版もでている。
どの(モブ)キャラを好きになっても、公式の供給が最大手。
そう断言しても全く遜色ない内容になっている。ここまで福利厚生が整っているジャンルというのも珍しいのではないか
ちなみに私の推しキャラは主人公の一人である三雲修、そしてネームドモブ(モブとは言ってない)荒船哲次の2人である。彼らの魅力について語る場はまた別に作りたい
この漫画にでてくるキャラはみな言葉で語りつくせない彼らの人生がある。
主人公マンセーの世界にあきてしまったときは、「ワールドトリガー」を手に取ってほしい。
締めの言葉はこれにつきる
「ワートリはいいぞ」